臨床外科 Vol.60 No.10 | 特定医療法人 同心会 遠山病院

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臨床外科 Vol.60 No.10 (遠山病院外科紹介記事)

病院めぐり 特定医療法人同心会遠山病院外科より 改訂して転載

特定医療法人遠山病院は、伊勢湾をはさんで中部国際空港セントレアを望む静かな文教都市三重県津市に位置します。昭和30年に当時の三重県立医科大学内科教授の遠山豪初代院長により、地域に根ざした市民のための病院と大学の分院たる資質を備えた病院をめざして創立されました。内科、外科、透析科からなる病床数197床の民間病院ですが、特定医療法人として公益性の高い病院をめざすことを旨とし、小規模の民間病院ならではの小回りがきく献身的な機動力で、地域の急性期医療のニーズに応えています。設備面では 64列128スライスCT、1.5テスラMRIをはじめ、画像診断装置の充実や、全例で採血後30分以内のリアルタイム報告を実現している検体検査室や病理検査室の完備、人工透析室の充実などを図っています。日本医療機能評価機構の認定を受け、外科では、日本消化器外科学会、日本大腸肛門病学会の修練施設、日本外科学会教育関連施設、日本消化器内視鏡学会 、日本消化器病学会の施設認定を受けています。

外科の病床数は60床で、腹部消化器外科、乳腺外科、肛門外科を専門とし、地域に密着した急性期病院として急性腹症の症例も豊富です。平成24年度の年間入院手術件数は60 8例であり、主な内訳は、大腸癌93例、胃癌46例、その他の胃腸手術43例、胆石104例、乳癌24例、肝胆膵の悪性手術10例、肛門手術71例、ヘルニア手術92例、虫垂炎手術 33例などで、全身麻酔件数394例、平均在院日数は16.0日でした。また平成24年の年間大腸内視鏡検査件数は3,015例、上部消化管内視鏡検査件数は4,299例で、約428個の内視鏡的大腸ポリープ切除を行い、そのうち 44例は早期癌の合併をみています。早期胃癌の内視鏡的切除も13例ありました。当院では大腸内視鏡検査は主として外科医が行っており、上部内視鏡も含めて、初診から内視鏡診断や処置、手術、終末期医療に至るまで、外科医として一貫した診療にあたることも少なくありません。

当院は創設当初から学問的水準の高い病院を目指す気風が貫かれており、古くは昭和60年に、当時の遠山院長を学会長として第35回日本病院学会を主催しました。図書室では内外約80種の医学雑誌を定期購読しており、平成 24年の学会発表は、全国学会10題、地方会2題、海外学会1題でした。なお当院は、横浜市立大学附属病院の地域保健医療研修の協力病院として研修医を受け入れており、平成19年 以降80人以上の研修医の皆さんが研修をされました。病院の基本方針に謳われた「やさしさと思いやりにあふれる病院」の精神で指導にあたっており、単独型臨床研修病院ではありませんが、内視鏡研修も含めた幅広い臨床経験を積むことができる市中の第一線病院として、後期研修の受け入れ態勢を整えています。


〒514-0043 三重県津市南新町17-22
TEL:059-227-6171 URL http://www.toyama-hp.or.jp/
 

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